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実は! 中小企業が間違っている採用ページの作り方

多くの企業様で、リクルートの為に自社でホームページ(WEBサイト)を用意している現在、どのようなサイト構成にすべきか? どこまで深く掲載するか? どのように伝えるか?など、採用専用サイトや採用ページについての悩みを抱えていると思います。

そこで、年間400サイトを越える、制作経験値から情報をまとめてみました。
今回は、これから採用サイトを作ろうと考えている会社の方は必見です。

一番大切なのは最初の設計

大企業など、ある程度の規模の企業サイトには、採用専用サイトや採用ページが存在して当たり前の時代ですが、中小企業においても、採用を中心としたサイトが増加してます。
「良い人材を採用したい」とどの社長も考えますが、ホームページ(WEBサイト)上でどのように良い人材を集めるかの方策については御存知ではないようです。
社長様のなかには、サイトを制作する目的やコンセプトなどの初期設計を面倒がり行わずなんとなく進めたり、デザインイメージが沸かないからと、何パターンもデザインイメージを要求する方がいますが、結局何も決めれず進めなく、人を動かしたコストだけかかるだけです。

まず最初に目的やコンセプトを固める為、担当ディレクターとじっくり話し合ってください。
ディレクターがヒアリングし固まった社長の考えを採用サイトに反映してくれると思います。
建物を建築する時と同じです。まず設計図の段階でじっくり打合せし、出来た設計図どおりに大工さんが建てるだけです。
初期設計はホームページ制作の基本ですが、採用サイトでもそれは同じです。

採用サイトや採用ページからの直接応募はほぼ0%

採用専用サイトや採用ページを作成しようとしている多くの社長は、就職活動をしている求職者が、googleやYahooで業種や社名でのオーガニック検索から採用専用サイトや採用ページへ流入し、直接エントリーが増えることを期待していますが、その可能性は低いです。

大企業なら「企業名 採用」というキーワードで検索する求職者は存在していて、採用専用サイトの構築またはサイトリニューアルをするとある程度のコンバージョンの期待に応える事ができると思いますが、たとえ良い会社であっても中小企業の採用サイトへ検索し、直接エントリーして来る事はほぼ無いと思われます。
自分が学生ならと同じ目線に立てば容易に想像が付きます。

中小企業の採用専用サイト、採用ページに意味はあるか?

例えば、自分が求職者側の立場に立った時を考えてください。
求職中に一番重要視するポイントはどこでしょうか。
お給料、採用条件、休日、ボーナス、募集に関する採用条件は様々ですが、これらの情報はどの会社でも一律の情報で、媒体の募集要項を見ればすぐわかります。

長く勤めたい、楽しく仕事したい、良い先輩に学びたいなど、求職者が本当に求めている、募集要項には記載できない社風や雰囲気を伝える情報がわかりやすいことが構築の際の、一番重要なポイントなのです。
求職者側も意識しなくても最終的には、楽しそうな画像や熱いメッセージ文章を見て比較検討していると思います。
よって、中小企業が他社と差別化していくのはそこがポイントだと考えます。
求人媒体の募集内容を見て御社に興味を持った求職者が採用専用サイトや採用ページを訪れた時、求職者が求めているであろう効果的な求職者向けの内容であれば御社へ応募するきっかけになるのではないでしょうか。

求職者が求めている採用専用サイト、採用ページの内容とは?

前述の「長く勤めたい、楽しく仕事したい、良い先輩に学びたい」というのが仮にそうだとすると、自分が求職者だったら「どんな人が社長なのか」「仕事はきつくないか」「どんなスタッフがいるか」という事を一番知りたいと思いませんか?

求職者が求めている採用専用サイト、採用ページとは「会社の雰囲気」「人物」「仕事の内容」の3点を効果的に見せる事ができているページだと思います。
しかし、採用専用サイトを制作するにあたり、社員やスタッフの方々に撮影やインタビューの話しをすると、写真は恥ずかしいから撮られたくない、インタビューでうまく話せない等、恥ずかしさが先行して非協力的になってしまい、本当に求職者が欲しい伝わる情報が出せなくなってしまいます。

決して真正面のポートレートを撮るわけではなく、作業風景や集合写真などで対応できますし、あくまで自然体の写真を撮影しますので、そこはディレクターやカメラマンの指示通りに対応いただければ問題ありません。
求職者が知りたい「会社の雰囲気」「人物」「仕事の内容」を、プロカメラマンが撮影した写真とプロライターが取材した文章をディレクターが設計したページ構成にうまく落とし込み、媒体から流入した求職者を応募者へ変えることができると思います。

以上

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