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コンバージョンとは

コンバージョン(conversion)とは英単語そのものの意味では、名詞で、「転換、(すること)」「転化」、家・車などの「改装」、「改造」や具体的な名詞に対しての「変説」「転向」「改宗」、通貨などの「換算」「両替」という意味があります。全体的に「変える」「変わる」といった意味で使用されています。ではインターネット上コンバージョンとは何でしょうか? 
一般的に少しホームページやインターネットの事を知っている方ならば、最初に思いつくのが「お問い合わせ」でしょうか?さらにもっと具体的にイメージできるとすればECサイトの「購入」がコンバージョンではないでしょうか?果たしてそれは正しいのでしょうか?答えはYESでありNOといった場合もあります。

 

WEB上でのコンバージョンとは何か

コンバージョンとは、各ホームページ上で獲得する最終的なゴール(目標への成果)の事を指します。さらに、ホームページの訪問者がホームページの目標にしている事に対して、アクションを起こしてくれた状態の事を言います。何を成果にするかを定義する事によって意味が大きく変わってきます。一言でコンバージョンと言ってもホームページの種類や特性によって成果は違いますので意味が変わってきます。
具体的な「製品を売る」のが目標だとすると、それに対して1訪問者が資料をダウンロードした場合、コンバージョンしたと認識します。スポーツで言うと、シュートやショットを放ちゴールして点数を獲得したかが、コンバージョンを獲得した状態になります。
多種多様なパスを受け、ロングジュート、バックアタック、トライなど様々なゴールで点数を獲得します。

 

何をコンバージョンにするか決める。

ホームページを制作する時に、コンバージョンはホームページの目的と考えると決めやすいかもしれません。アクセスしてきた訪問者にどのようなアクションをしてもらいたいかを考えて何をするか決めていきます。ここが曖昧だと、ゴールするまでにどのような戦略でパスをするか受けるか責めるかでスポーツでも得点を取るのに難しくなります。目標を立て行きましょう。

 

コンバージョンの例

ホームページにはどのような種類のコンバージョンがあるのか具体的に分かった方が良いと思います。いくつかご紹介します。

 

その1

サービス、商品の購入
これが最も分かりやすいコンバージョンの例だと思います。EC(イーコマース)サイトやネットショップサイトを運営しているサービス業、小売業の場合は、訪問者にサービスや品を購入してもらうのが目標、目的になります。ホームページからの直接的な売上げがコンバージョンになります。
さらに直接的でない場合でも、お店への来店につながるなどは間接的な売上げが狙えるのではないでしょうか。

 

その2

お問い合わせ、ご相談、無料見積もりなど
BtoB(Business to Businessの略、会社間の取引)の会社や高価な商品、お客様とのコミュニケーションが必要な商品や商材、購入までに考える時間が長い、などは上記に記載している直接的な売り上げはホームページでは見込めない場合が多いため、お問い合わせ、ご相談、無料見積もりなどをコンバージョンに指定します。 弊社顧客に多い建築や土木関係、製造業のお客様のパターンはこのコンバージョン指定になります。

 

その3

資料請求、無料体験申し込み、試供品
資料とはどのようなものがあるでしょうか?
商品カタログ、リフォーム、工事、施工事例などのパンフレットなどあります。これらの資料の請求をコンバージョンとして設定する方法もあります。これらはより具体的な資料の内容を示す事によってコンバージョン率も増加する傾向にあります。例えば、商品の詳細をただ載せているよりも他社との比較表を入れておくなどの表記をホームページ上に載せる、興味を引く事ができればコンバージョンが上がる可能性が出てきます。(詳しくは「CTAとは」のページへ)

無料体験・試供品とはどのようなものが良いか?
様々なものがありますが、実際に買いたい、使ってみたいけど、、、と考えている方に効果的です。
試供品は説明するまでも無いですが、中には、興味が無くても無料の試供品だけを集めている人もいるので注意も必要です。
物でなくてもオンライン上のクラウド製品やダウンロー型のソフトウェア、便利なブラグイン機能など、実際に触れてみない分からない事があるものには効果的です。

 

その4

セミナーやイベントなどの申し込み
ホームページを各種イベントの集客に利用するパターンです。
どのようなものがあるかというと
体験セミナー、説明会、内覧会、見学会、イベント、講演会、オープンキャンパスなどなど業種も違えば内容も様々です。大きな利点は、これらに参加するお客様の情報を事前に把握できることや、セミナー後に名刺などいただき情報収集や顧客リストを作る事も可能になります。

 

その5

採用の申込み
昨今、採用が難しいとお客様からの声を聞きます。少子化のせいか分かりませんが、仕事はあるが人が足りないという状況が多いに気がします。採用を考えている人はどのような会社なのか若者であればあるほど必ずホームページをチェックします。最近では採用専用ページや採用専用ホームページまであります。自社のサイトから採用を獲得できれば、求人情報サイトや求人誌に支払わなくても済むようになるかもしません(実際は難しいかもしれません)

 

まとめ

「その2」から「その4」のコンバージョンが取れると、興味のある顧客としてデータの取得ができるため、獲得の可能性(どのくらい興味)があるかをセグメント分けし、電話やメールでフォローし営業を仕掛ける事が可能になります。興味があるお客様なので商談、または購入に繋がる率は格段にあがります。
なので、コンバージョンの目標、目的、ゴールは何かを明確にしていく事により、どのようなホームページを作れば良いかが見えてくると思います。

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