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ホームページ(WEBサイト)デザインの移り変わりを知る!そこから見えてくる「トレンド」と「かっこよさ」

世界初のWEBサイト〜初期のWEBデザイン

1991年にティム・バーナーズ=リー博士(イギリス)が「WWWクライアント」というソフトウェアを世界に発表しました。
同日、http://info.cern.ch/ が設立されておりこれが世界最初のウェブサイトと言われています。
公開に際して社会への貢献を第一に考え特許や使用料の一切を手放しオープンソースとして公開したことで、誰でも使えるようになり、世界に広まっていきました。

1993年に「Mosaic(モザイク)」という画像の表示できるブラウザが登場し、それを追いかけるようにInternet Explorer〜Safari、Google Chromeなど時代に合わせたブラウザが誕生していきます。

インターネット誕生初期は、ISDNやADSL回線を用いていました。
様々なユーザーが自由に試行錯誤をしていましたが当然通信速度やブラウザの制限でホームページ(WEBサイトデザインはできることが限られます。
当然ユーザー目線などの概念はないので、当時のホームページ(WEBサイト)デザインのトレンドは「とにかく作ったものをアップすること」。
そのせいで何が何だかわからない物で溢れかえっていました。中には「どこをどういじれば良いのかわからない」なんてものも…。
(有名なカオスサイトもありますがその辺のリンクを貼ると問題が多そうですので、興味のある方はご自身でググっていただけると簡単に見つかると思います)
当時は当時で思い返してみれば今では想像もつかないようなものがたくさんあって楽しい時代ではありました。

Web 2.0という概念

2005年頃ティム・オライリーという人物が「Web 2.0」というWebの新しい利用法を指す概念を提唱します。
「旧来は情報の送り手と受け手が固定され送り手から受け手への一方的な流れであった状態が、送り手と受け手が流動化し、誰もがウェブサイトを通して、自由に
情報を発信できるように変化したウェブの利用状態のこと。」(Wikipdiaより引用)とあります。
SNSやECサイトのカスタマーレビュー、ロボット型の検索エンジンなどの台頭がそれに当たります。Webというものの在り方・方向性が決まった転換期と言えます。

この頃は光回線が主流になってきており、通信速度があがったことでデザイン表現の幅が飛躍的に広がりました。
以前は全表示するまでに膨大な時間を要した写真や、質感のリアルなテクスチャなど、可能になった技術を次々と試す時代に突入します。
そのためホームページ(WEBサイト)のデザインはコンセプトやテーマよりも見え方が先行し、会社案内のパンフレットのようなホームページや、印刷物や映像表現を模したような
いわゆる「リッチコンテンツ」と呼ばれるものがトレンドでした。
本物の質感や、近未来風の作りをしている部品が画面を占めているホームページデザイン、そんなニュアンスですね。
初期のiphoneのアプリアイコンなどを思い出していただけるとわかりやすいかと思います。

フラットデザイン

Web上でのデザインにおいて、ここ数年で最も強い影響を放ったトレンドが「フラットデザイン」です。
デザイン関係の仕事に携わっていない方も耳にしたことがある用語かと思います。
初登場は2012年のWindows8のMetro UIと言われています。
グラデーションや影がなく「本物っぽさ」を追求していたリッチデザインがトレンドの当時、対象を抽象化したそれらは斬新なデザインでかなり話題になりました。
WinXPから先apple社製品のインパクトに押され気味だったMicrosoft。
デザイン的には一部で評価が高かったものの、慣れていないためか使いづらいという意見が多く、それ自体は好評とは言えませんでした。
しかしその翌年、iPhone5 iOS7でフラットデザインが取り入れられたことでフラットデザインは一気に世間に広まっていきます。
皮肉なことにライバル(?)のapple社によって救われたという感が否めない部分が大きいと言えますね。

しかしここで重要なのはフラットデザインは単なる見た目だけの話ではないということ。
だんだんと、それまでの「実世界のものに置き換えて見立てる・本物っぽく見せるデザイン」では包括しきれないacebookやtwitterに代表されるSNSサービスなどが、
ユーザーに大きな価値を与える時代になってきます。これらのサービスは実世界のもので見立てることが難しく、またモバイルファーストの時代に突入していたこともあり、
PC・スマートフォン・タブレットなどマルチデバイスに対応する設計としてフラットデザインは開発されました。
つまり見た目がシンプルだからというだけでなく、素早く柔軟な動作に対応出来るものとしての必然的なデザインだったのです。

現在も様々なホームページ(WEBサイト)デザインが日々生み出されていますが、ベースにはフラットデザインがあるといって過言ではありません。
これはトレンドと言うよりも現代のホームページデザインの定番・王道といって良いかもしれません。

まとめ

ホームページ(WEBサイト)デザインのトレンドは閲覧環境の変化と共にあると言えます。
ブラウザや回線速度の大幅な向上で、とにかくできることを全て盛り込む、さらに新しいことはできないかという「どう見せるか」が制作者の思いでしたが、
ユーザーのリテラシーが向上し「見てもらうためにどうすべきか」に変遷していきます。

デザインのかっこよさはホームページ(WEBサイト)にかぎらず、印刷物も、車も家も変わらず「制限のある環境の中で最大限のパフォーマンスを発揮する」という、必然性のある設計と
時流の正しい捉え方から生まれるものなのだと思います。
この先も様々なトレンドが生まれてくると思いますが、裏側を紐解いていくとトレンドが生まれる理由がわかり、デザインに意味が付加されることに繋がると思います。
そして、真にかっこいいデザインは意図・意味が前提のデザインであるということで締めくくりたいと思います。


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